トリのハダよ

鳥肌立ったアレコレを時たま記すよ

【FREE DL】新しい日本語のDJ MIXを公開しました (2017.1.18)

日本語のグルーヴィーな曲だけで作った新しいDJ MIXをアップしました。約2年ぶりの更新です。

選曲は新譜をメインに、90〜10年代までを織り交ぜました。BPM100前後からはじまって徐々にスローダウンしていく、チルでエモい感じの仕上がりになってます。

テーマはタイトルや収録曲にもあるように「お別れ」です。先日亡くなった友人のDJ maezonoくんに捧げようと思い制作しました。

自分自身にとっても、ここ数年さまざまな現場でやってきたことを総括する、集大成的なものができたかなと思ってます。

ぜひ聴いて感想などいただけると嬉しいです。

URBAN DEEJAY SAYONARA - ケソ

FREE DL: https://www.mediafire.com/?mjwamvankb69069

01.Good Bye (album version) - Yogee New Waves (2016)
02.冬のいち日 - ネタンダーズ (1998)
03.smilin' - 土岐麻子 (2009)
04.Streets Is Watching - Kuts Da Coyote Feat. DJ Law(Uc84) (2012)
05.LAST NIGHT - LUVRAW & BTB (2010)
06.原始的じゃナイト ~アナログ ラブ~ - 山下智久 (2013)
07.SUN - 星野源 (2015)
08.汚染水 - 曽我部恵一 (2013)
09.Fly (higher take) - SMAP (1999)
10.PAPER DOLL - monolog + Ai Ichikawa (2014)
11.レイディ・ブルース - LUCKY TAPES (2016)
12.愛の逃亡者 feat. B.I.G. JOE - 伊集院幸希 (2014)
13.All Around The World feat. 土岐麻子 - G.RINA (2016)
14.半疑じゃない - iri (2016)
15.何年たっても - KAT-TUN (2008)
16.ナナイロホリデー - SKY-HI (2016)
17.Good bye, Good girl. - テンテンコ (2015)
18.不死鳥 - SEKAI NO OWARI (2012)
19.Before You Fall in Love - MONTBLANC (2015)
20.ドレッドライダー - Theatre Brook (1996)
21.Friction - BIGNOUN (2014)
22.あの星の誰かの唄 - Keyco (2004)
23.雪の街 feat.安部勇磨 - 冨田ラボ (2016)
24.MATTAKU feat. Shyoudog - PUSHIM (2016)
25.記念日 - マボロシ Feat. さかいゆう (2009)
26.ゆれる feat. 田我流 - EVISBEATS (2012)
27.スカートの砂 - UA (1999)
28.強く儚い者たち - cutman-booche (2009)
29.SWEET 19 BLUES - 星野みちる (2016)
30.世界 Dj Hasebe remix - Ram Jam World (1998)
31.ひらめきラヴ Feat 山里ありさ (Feel Like Makin' Love ) - What's Love? (2013)
32.僕らはここでお別れさ - Awesome City Club (2015)

RELEASE:2017.1.18
ARTWORK: ケソ

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今年買ってよかった国産音源10選・輝け!ケソ楽曲大賞2016

なんだかんだで毎年恒例のケソ楽曲大賞、今年も発表します!というワケで2016年の買ってよかった国産音源を10曲選びました。シングル・アルバム問わず、ほぼほぼリリース順で列挙&勝手に何かそれっぽい賞を贈呈!皆様よいお年を!

トロールズ - Renaissance


2015年作だけど、今年遭遇して衝撃を受けた盤ということで選出。全曲ツボ突かれるんですが、何といってもクソ甘くて踊れるバラード『雨』が白眉。いい意味で黒すぎないグルーヴ感と、端正でさらっとした歌唱の混ざり方がクセになる。僕の中ではテン年代の『接吻』ですこの曲。

アウトロで入ってくる歪んだギターソロ、プリンスの『パープルレイン』とかディアンジェロの『Untitled (How Does It Feel) 』をモロに想起させて最高で賞。

Renaissance

Renaissance

MISIA - LOVE BEBOP


冒頭の『あなたにスマイル:)』からラストまで、歌唱力の極みでブン殴られ続けてパンチドランカーになるような気持ちよさを堪能できる快作。聴けばわかるけど音の良さが圧倒的で、目の前でMISIAが歌ってるんじゃないかと錯覚する!マジで!

小林幸子かよ…ってなるド派手なジャケもインパクト大。長年紅白のディーヴァ枠を任されてきたアッコも勇退したことだし、そろそろMISIAがネクストに名乗りを上げてもいいんじゃないですかね。よって、国営放送に黒さを注入してほしいで賞!

LOVE BEBOP

LOVE BEBOP

STUTS - 夜を使いはたして feat. PUNPEE


強いMPC屋さん・STUTSと板橋のカリスマ・PUNPEEのコラボ。「2036年、音楽活動引退20年後のPUNPEEが若者と一夜を共に過ごすことで、徐々に心情が移ろっていく」MVがとにかく素晴らしくて、一時的に「最高…」以外の言葉を忘れた。

アルバムはちゃんと聴いてなかったんだけど、星野源が年間ベストに挙げてたり、このMVをきっかけに改めて聴き直したらめっちゃ良かったで賞。

夜を使いはたして feat. PUNPEE

夜を使いはたして feat. PUNPEE

こぶしファクトリー - サンバ!こぶしジャネイロ


リオオリンピックへの便乗にも程がある、ベッタベタなサンバ調メロディックスピードレゲエ!この出オチ感、良識ある大人の音楽ファンの皆さまには失笑間違い無しなんでしょうが…でも好き!

はまちゃんがコブシをたっぷり聴かせて歌う「4年後はTOKYO」に色々と思うことはあれど、暑すぎてみんなトチ狂ってた今年の夏を象徴した一曲だなと。リリース時に渋谷センター街で狂ったようにパワープレイされてて、路上に立つ黒人の客引きが吉田美和の首の動きでリズム取ってたのが喰らったで賞。

TAMTAM - ニューポエジー


紅一点クロさんのニュアンス溢れる歌声と、骨太でダビーなサウンドがすてきなTAMTAM。このアルバムでより黒っぽくて生々しい、ジャンルレスな音像にグッとシフトした感が。そんな中にも時折、不穏さを垣間見せる、“概念としてのダブ”は健在で。

下北沢THREEのイベントに遊びに行った時に、DJのmaezonoくんが『コーヒーピープル』を超カッコよくかけてたのに痺れて、即Shazamって衝動買いしたで賞。

ニューポエジー

ニューポエジー

iri - Groove it


テラスハウスの映画の主題歌を歌ってた?サマソニ出演?へ〜、どんなもんかねえ…と半信半疑で聴いてみたら、全編いまっぽいグルーヴが満載で素直にカッコよかったっすスンマセン!

初っ端から畳み掛けるバースに飛ばされる『rhythm』は文句無しにいいし、特に『半疑じゃない』はブレイクの音の消え際が幽玄で好きです。RAP BRAINSのクレジットがあって驚いたで賞。

Groove it

Groove it

Scoobie Do - BEST OF CHAMP YEARS 2007~2016


年間ベストにベストアルバム挙げるのもバカっぽくてあれなんだけど、そんなの関係ねえ!ってぐらい推したい、熱くファンキーでいい曲満載のアルバムでした。2000年代初頭にスペシャに露出してた頃はよく観てたし、『パレード』とか『茜色が燃える時』とか楽曲も好きで。

それからしばらく接点なかったんだけど、メジャーから離れて自主レーベルを設立して10年。その間も変わらずファンキーにやり続けてたんだなと嬉しくなりました。来年早々にYogee New Wavesとの2マンあるんで誰か〜誰か氏〜行きま賞!

BEST OF CHAMP YEARS 2007?2016

BEST OF CHAMP YEARS 2007?2016

Awesome City Club - 今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる


Magic, Drums & Love、YEN TOWN BAND feat. Kj、JUJUのbelieve believe feat. 明辺悠五…個人的に今年は何かと男女混声のデュエットが目についた年だった。直近な分、今夜だけ〜がいちばん印象に残ったかな。下半期の曲の方が年間ベストにランクインしやすいがち問題!

ACCはクセのある歌声とかちょっとした中華っぽいアレンジとか、細かい仕事が効いてるのが何気に中毒性高くて、この曲も何度も繰り返し聴いた。曇り窓に指で書いた系のジャケがシャレオツで賞。

今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる

今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる

BOMI - A_B


タイトル曲『A_B』のMVは今年イチでよかった。ほうほう、緊張感のある曲だな→オッ、長回しの一本撮りか→えっ、何か脱いだぞ!?→サビでプロジェクションマッピングがバーン!うわー!…といった映像のカッコよさ面白さ・BOMIのクールなかわいさの波状攻撃で、こんなんやられるでしょ!

そして自分はデコ出しショートカットが本当に好きなんだなと再認識。Tokyo Recordingsが関わってる作品=間違いないの法則が確立されつつあるで賞。

A_B

A_B

来来来チーム - muchujin


一曲目『夢中人』のMV撮影にエキストラとして遊びに行かせてもらったんですが、当日の飲食はドラムスを担当する男の中の男・ハリエ社長の奢りということで、それはもう飲めや歌えやの大騒ぎ、翌日が月曜ということを忘れて乱痴気して楽しかった…。

未婚アラサーの胸に突き刺さる「来年からちゃんとするから」のリフレインと、そこへ随所にカットインするMC peroさんのアオリが妙にリアルでくるものがあった。ダラダラと長年付き合った同棲相手にゼクシィを突きつけられたっぽさというか…。いや、同棲したことないんですけど、何かね。来年からちゃんとしま賞。

muchujin

muchujin

[PR]2016/12/30「東京2016」でDJします

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本日12月30日(金)、新宿二丁目のArchにて開催される「東京2016」というイベントでDJします。上記した曲などを中心に、いい感じに東京っぽいプレイで暮れの元気なご挨拶!2016年は1月に一度やって以来のご無沙汰なので、ツラを見がてらでも遊びに来てくれたら嬉しいです。Q

このマンガがサグい!2016

暴力とその先にある得体の知れない熱を追い求めて、今年もMANGA SICK…そして蘇る性的衝動。

貴様に…伝えたい…俺のこの…KIMOCHIを…ということで「サグい」とかいう謎の観点で、2016年よく読んだマンガを列挙します!

コオリオニ

コオリオニ(上) (BABYコミックス)
コオリオニ(下) (BABYコミックス)

怒涛の暴力とホモセックス…いろんな意味で閲覧注意。後味悪すぎな展開がトラウマ、そういう向きが好きな方はぜひ。これ実在の事件を元にしてるってしゅごいな…。

人間仮免中つづき

人間仮免中つづき (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)

卯月さん生存確認も、ボビーの衰えに隔世の感。統合失調描写は相変わらず真に迫っていて、酒気帯びで読むとかなり喰らわされた…。どうか安らかに余生過ごして欲しい。

がんぼ〜ナニワ悪道編〜

がんぼ ナニワ悪道編(7) (イブニングKC)

我らが神崎さんも、とうとう大規模暴力組織の業界再編成に絡む大物事件屋に。自社ビル購入おめでとうございます!

喧嘩稼業

喧嘩稼業(7) (ヤングマガジンコミックス)

十兵衛の佐川弟崩しお見事、でもこんなボコられて次どうすんのかな、石橋戦から鼻に手痛い打撃受けすぎじゃない?ともあれ文さん死なないで!

ザ・ファブル

ザ・ファブル(8) (ヤングマガジンコミックス)

バイバル編思ったよりガッツリで笑った、ウマいウマいと評判のマムシの丸焼きはぜひ喰ってみたい。

ゴールデンカムイ

ゴールデンカムイ 9 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

人気出たからかちょっと展開にディレイみがあるので、もっと気軽にサクサク殺しましょう。来年あたりスピンオフでアイヌめし本とか出そう。

嘘喰い

嘘喰い 44 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

夜行さん腕バッキバキも覚悟の一撃カッコいい…腐乱死体さんの伏線には唸った。足掛けウン年、ついに迎えた屋形越え…来年中に完結か!?

刃牙

刃牙道(15): 少年チャンピオン・コミックス

元部が強くて何が悪い!毎回脱力しつつも何だかんだ楽しみにしてた。元部、来年も任せたぜ!

BLUE GIANT

BLUE GIANT 9 (ビッグコミックススペシャル)

衝撃の展開で第一部完…男たちの別れに涙…。

HUNTERXHUNTER

HUNTER×HUNTER カラー版 33 (ジャンプコミックスDIGITAL)

ヒソカ氏の大虐殺にケソ興奮、連続掲載時は続きが読みたい以外の感情を失った!

90年代後半、同級生にパチキ喰らわされて悶絶した思い出

本当かどうかは知らないが、うちのご先祖様は忠臣蔵でおなじみ浅野家の家臣筋で、前領の真壁〜笠間藩の頃に常陸国(今で言う茨城県です)に根付いたのがルーツらしい。

www3.nhk.or.jp

このニュースを見て、Oくんという小中学校の同級生を思い出した。Oくんは日本史が好きなやつで、前述の浅野家エピソードを話すと、すごいすごい、と食いついてくれた。

Oくんは体もデカかったが、とにかく頭がデカいやつだった。ガリ勉の比喩じゃなくて、本当に頭が大きいのだ。幅・高さ・長さともに規格外のデカさで、ドラゴンボールフリーザの第三形態をイメージしてもらうと早い。

フリーザ 第三形態 - Google 検索

俺はその巨頭ぶりをよくからかって遊んでいた。ところが、こっちが調子に乗って度を超えていじりだすと、たちまち“ダッテー”という頭突き技で反撃されていた。※Oくんによると「なんだてめえ→んだてめ→ダッテー」という活用変化

その“ダッテー”を脳天にぶち込まれて悶絶し、半ば意識を飛ばされたことも何度もあった。正直、あの頃受けた“ダッテー”に、脳細胞が何匹殺されたかわからない。あれさえなければ、きっともっと偏差値の高い大学に入れていたと思うし、こんなゲスい大人にはならなかったはずだ。そうに違いない。

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※画像はイメージです

お互い別々の高校に進学してから、Oくんと会う機会はほとんどなくなった。たまに地元の駅で、やけに頭のデカい巨漢が肩をすぼめてとぼとぼ歩いているのを、遠目に見かけるぐらいだった。

高一の冬、Oくんが亡くなったという連絡が入った。

葬儀場には、中学の同級生の8割以上が集まっていた。卒業以来の集まりということで、どこか同窓会のような浮かれた雰囲気になってしまい、出棺の際まで終始ざわざわしていた。ご遺族からすれば、ひんしゅくものだったと思う。

いつか、改めてお線香をあげにいきたいと思いつつ、もう10年以上が経ってしまった。今でも胸にひっかかっている。

Oくんよ、俺はこれからも酒飲んでうまいもん喰っていい女を抱いて、お前の分まできっと長生きするぞ。

【怪談】波長が合う

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岸田さんの最寄り駅には急行が止まらない。駅周辺はほぼ一方通行で道幅も狭く、車が入ってこれない道も多い。

 

だからなのか、この辺り一帯には猫が多い。放し飼いの家猫から野良まで、見かけない日がないぐらいだ。猫好きな岸田さんは、アパートの近くに集まる猫たちに餌付けして可愛がっていた。

 

「私、すぐ波長が合っちゃうっていうか、ほっとけないんですよね」

 

✳︎✳︎✳︎

 

昨年の冬頃から、岸田さんはある老人を頻繁に見かけるようになった。そのお爺さんは脚が不自由なのか、杖をついて左脚を引きずりながら歩いていた。呼吸器系が良くないようで、いつもゲェゲェと苦しそうに咳をしていた。

 

老人とは毎日のように道で顔を合わせていたが、ある時からパタリと見かけなくなった。ずいぶん身体が辛そうだったし、入院したのかな、と思っていた。

 

その日は仕事で遅くなってしまい、アパートに帰ったのは深夜1時を回っていた。

 

電気を消してベッドに入ると、しばらくして、玄関のドアの外に置いてある猫用のエサ皿から、カリカリ、カリカリと音がする。

 

(どこかの猫が来たのかな)と思った岸田さんは、ここ数日エサ皿にキャットフードを補充していないことに気付いた。

 

ちょっと面倒だけど補充してやろうと、玄関に向かいドアのチェーンを外した瞬間。何かとてつもなく嫌な予感がした。

 

(やっぱりやめよう)息を殺してチェーンをかけ直すと…ドア一枚を隔てた空間からゲェゲェ、ゲェゲェと激しい咳の音が聞こえた。

 

何であのお爺さんが…!?と混乱する岸田さんをよそに、ゲェゲェ、カリカリ。ゲェゲェ、カリカリ。ドアの前にいる何かは、苦しそうにエサを食べ続けている。

 

自分がここにいると気付かれたらまずい。しかし、恐怖で体が動かない。ドア越しに硬直していると、カリカリいう音が聞こえなくなった。やがて、部屋の中に何とも言えない嫌な気配が充満し始めた。

 

玄関の脇にある姿見に、ふっと人影が映った瞬間、岸田さんの脳は現実をシャットダウンした。気付いたら夜が明けていた。

 

「後から近所の人に聞いたんですが…あのお爺さんは、私のところに来たちょっと前に、部屋で独り、亡くなっていたそうです」

 

岸田さんはそれ以降、猫の餌付けをやめたという。

輝け!ケソ楽曲大賞2015

年末恒例のケソ楽曲大賞2015…遅ればせながら発表いたし〼
久々すぎる更新になってしまいましたが今年もよろしく美味しんぼ
 

Good bye, Good girl. / テンテンコ

このエレポップ&レイドバック感が何故だかすごいフレッシュでグッときたし、1984年生まれの自分が肌感で思ってる2015年っぽさに最も近い気がした。押し入れに仕舞い込んでたVHSビデオテープを発掘したらギリ見れた、的な滲んだ街並の中でテンテンコが踊るMVも味があって◎。和物DJイベントでかけると、冒頭の「代々木八幡の駅で〜」を皆がシンガロングしたがる(ただしそれ以降の歌詞は覚えてない)現象が発生して楽しい。歌い出しめっちゃキャッチーで賞。



Tru B-Boyz Strikes Back / MSC

元所属レーベルのライブラと色々あったり、西早稲田に鎖グループを立ち上げたり、初の自伝「ヒップホップ・ドリーム」をドロップしたりと、ここ数年何かと話題の漢さん率いるMSCが帰ってきた!いつものMSC的な暴&イル&ドープなノリというよりはポジティブかつ力強いトラックは意外だったけど、月日を経て再び巡り会った男たちのリユニオンを飾る曲だと考えるとアリだなと。「これからもこいつらとかましてくぜ」と所信表明を述べるかの様な記者会見風のMVもメジャー感あって良かった。築地で働くプライマルのダンディズム溢れる佇まいは必見で賞。



ケイサツ来るまで踊りまくれ / サンボマスター


サンボマスターのアルバム曲って、いかにもDJで使えそうな生音ファンキー&グルーヴィーな曲がけっこうな頻度で見つかるので、毎年欠かさずチェックしてます。この「ケイサツ来るまで踊りまくれ」は、ブッ壊れたルースターズみたいな高速ブギーで最高にアガる一曲。ケイサツ来るまで踊りまくれ!ケイサツ来るまで踊りまくれ!と連呼する狂ったバースから、山口がアウ〜アウ〜と狼のように吠えまくるブチ切れギターソロの流れには興奮必至!この曲を聴きながら渋谷警察署の前を通るとムラムラと反骨心が湧いてくるで賞。

探偵物語 / 入江陽とbutaji

「やけど feat. OMSB (SIMI LAB)」の揺らぎビートと幽玄なファルセットが衝撃だった入江陽と、謎のソウルフルシンガーbutajiのデュエット曲。怪しいシンセの調べと絡み合う二人の声色がとにかく怪しくグルーヴィーで最高。高音&低音の掛け合いから、サビで裏声ユニゾンに合流する箇所の静かな高揚&抑制された冷たさ…ケソ的なドツボでした。ゴミだらけな街を闊歩するナード探偵、新手のカッコよさで賞。



ベッドルームの夢 / ラブリーサマーちゃん


 
ラブサマちゃん初の単独EPの表題曲。イントロのギター(※とても俺好みなコード進行)に絡む儚げなハミングから、ウィスパー気味な歌い出しのブレイクで早速心臓ワシ掴まれる。DTM宅録でローファイな音像のイメージあったけど、こういうガッツリ生音なバンドサウンドもまた、ラブサマちゃんの歌声に合うんだなという新発見。アイドルの秘密/みきちゅと繋げてみたいで賞。


輝け!ケソ楽曲大賞2014

2014年買ってよかった国産音源を10曲選びました。シングル・アルバム問わずの順不同でリリース順に列挙&勝手に賞を贈呈! 皆様よいお年を!

Friction / BIGNOUN


FRICTION / BIGNOUN - YouTube

先日、内PEEEからリリースさせていただいたMIX

『町でいちばんのケソ』の選曲テーマが「グルーヴィーな生音」だったというのもあり、今年はそういう曲中心にディグっていたのですが。この曲の感じとかまさにドンズバで、最終的にMIXには収録しなかったもののよく聴いたなと。アク抜きしたシアターブルックのような爽やかな音像で心地いいで賞。

まぶしい / 曽我部恵一


曽我部恵一「汚染水」【Official Music Video】 - YouTube

先に出たシングルの『汚染水』には、曽我部さん最近こんな感じなのかよ…!と、いい意味で驚かされた思い出。アルバム本編もある種分裂症的な突拍子のなさで、色んな趣向の曲がつめ込まれてて楽しかったで賞。

めっちゃFUNK / たこやきレインボー


めっちゃFUNK - たこやきレインボー - YouTube

もはやスタダのお家芸?なファンク歌謡。その名の通りにめっちゃファンキーで最高なのでもっと多くの人に聴かれるべきだし、関ヶ原以西限定盤にしか入れないとかそんなイジワルしないで抱きしめて欲しいで賞。

愛の関係 / GREAT3


GREAT3 - 「愛の関係」ミュージックビデオ - YouTube

抑制されつつもグルーヴィーなディスコビートの上で中年のおっさん三人が終始ファルセットで唸りまくってて…こんなの最高以外の言葉がないよ!あとPVにおけるブルーマン感スゴいで賞。

月曜日と金曜日 ~SUGAR HI JUNNIE ~ / 伊集院幸希


伊集院幸希 featuring RUMI 「彼女は金曜日」 - YouTube

ヴィンテージな質感のトラックにソウルフルな歌唱で気を吐く伊集院幸希さん。本作では全曲でラッパーとコラボしててどれも聴き応え十分。特にB.I.G.JOEとの『愛の逃亡者』のハードボイルドさにはヤられたで賞。

マヤカシのブルース / 浜田マロン


浜田マロン「マヤカシのブルース」 - YouTube

小島麻由美エゴラッピン椎名林檎系譜を継ぐ昭和歌謡ジャズ路線、個人的には大好物なので新しい人が台頭してくれて嬉しい。「夜」とか「死」とか、ダークなムードを全面に押し出してる感じも好きで賞。

LISTEN TO THE MUSIC / Shiggy Jr.


Shiggy Jr. / LISTEN TO THE MUSIC - YouTube

このバンドに関しては自分の中で「やくしまるえつこ以降」タグで雑にくくってたのだけど、正直この曲で頭ひとつ抜けたなと。サビのキャッチーさからして完全にネクストレベルで賞。

24WORLD / EXILE TRIBE


EXILE TRIBE / 24WORLD - YouTube

超ヘヴィーかつ壮大なEDM的サウンドの上で、幾何学的なセットアップを着たTRIBEの面々が首都高をバイクで爆走しつつ絶唱&踊りまくるPVがめっちゃくちゃインパクトあった。レベルを上げて物理でガンガン殴られるのマジで気持ちEし、理性が本能に抗えないで賞!

Orphans / cero


cero / Orphans【OFFICIAL MUSIC VIDEO】 - YouTube

正直今までこのバンドにピンときてなかったのだけど、この曲のおセンチさには琴線ビンビン揺らされまくりました。降参です。VIDEOTAPEMUSIC氏ディレクションの映像美もキュンとくる。オッパーラはロケーションとして最高なのでガンガンPV撮って欲しいで賞。

TIME IS OVER / 思い出野郎Aチーム


思い出野郎Aチーム ”TIME IS OVER” (Official Music Video) - YouTube

ウリにしてる「ガレージなアフロソウルファンク」じゃなくて、こんなメロウ&スウィートな曲でシングル切るとは!意表を突かれました。ガンガン人が死んでいく不条理なPVも最高。来年早々に出るというアルバムも激しく楽しみで賞。

その他よく聴いたやつ

ナマで踊ろう / 坂本慎太郎
TWILIGHT TIME / VA
FLY / YUKI
ズンドコ節 / stillichimiya
ディスコの神様 / tofubeats
シャバダバ ドゥ〜 / 道重さゆみ