トリのハダよ

鳥肌立ったアレコレを時たま記すよ

「ハロプロDJイベントの主催集めちゃいました!」なる会を主催しました

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2020年3月22日(日)、東京都内でハロプロDJイベントをオーガナイズする、主だった皆さんのトーク会を主催・配信しました。THE・不要不急の集まり!

 

アーカイブは下記から閲覧できるようです。 

・第一部

・第二部

 

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OSH(つんパラ。)

nsk(ナカノワゲートウェイ

いがり(H!PTUNE)

魅惑のクニオ♂(ハロプロナイト)

ケソ(ClubGATAS)

Lab(LSEM) 

※並び左から順

 

参加者は上記の6名。「ハロプロ楽曲」という素材を扱うこと以外には、共通点を探すのが難しいぐらいに、個性も考え方も異なる面々が集ったということで…ずいぶんあちこちへ話題が脱線しがちだったのはご愛嬌。それでも同じ役割を担う者たちとして、何だかんだでいい感じに話し込めたのではないでしょうか。

 

トーク中にも話題になったけど、都内だけで6つもハロプロDJイベントがあるのってどう考えても面白いし、文化だな~と。具体的にどんなアクションを起こせるかは全くわかりませんが、これをきっかけに何か新しい流れを産み出せたらいいなと切に思います。

 

当日は回しに徹してしまい、自分の主催パーティーの紹介や告知を語りきれなかったので、以下にまとめました。良かったらチェックしていただけると幸いです。

 

自己紹介

ClubGATAS三代目主催・ケソです。中野在住の35歳で、DJ歴は12年。はじめた当時はファンク・レアグルーヴや、スカ・レゲエ・ダブなどが好きで、概して生音でグルーヴィーなものに惹かれる傾向でした。2010年ぐらいに東京へ出てきて、上記の匂いのあるJ-POPを中心にかけるように。

その頃、宇多丸さんの「マブ論CLASSICS」を読んで『笑顔YESヌード』の凄さを再確認。フロアで鳴らしてみたいと悶々としていたところ、2012年夏にClubGATASの存在を知り、衝動的にハロプロ縛りのDJ MIXを送りつけてしまう。その後レギュラーとして定着。運営スタッフを経て2016年より現職。

 

▽ネット上で聞けるハロプロ楽曲DJ MIX

▽推し遍歴

市井紗耶香→(断絶)→生田衣梨奈→(断絶)→岸本ゆめの→里吉うたの
 

主催イベント概要

ClubGATAS
ハロプロ楽曲をクラブマナーで楽しむ」をモットーに、2012年渋谷でスタート。公式ショップとのコラボ企画やタワレコ渋谷店での開催などを経て、2018年より下北沢に本拠地を移転。
ショー的要素も強めつつ、ストイックに最先端のハロプロDJを追求し続けるうちに、いつしか下北にも慣れた。恋はまるで各駅停車、急にドカンって進まない!今日もつんく♂に感謝して進む荒れたオフロード。

 

 

主催イベの強み&弱みは?

▽強み

・「ハロプロ楽曲をクラブマナーで楽しむ」をとことん追求

→曲と曲の繋ぎのクオリティや、フロアの空気に寄り添った選曲への異常なまでのこだわり。リップシンクだけに留まらない、諧謔味のある映像美。

  

・クラブやDJパーティー文化へのリスペクト具合

→多種多様な人々が一晩限り集い、互いを尊重し合って自由に楽しむ

→いい意味で下北沢ならではのストリート感、客層はほぼ男女半々

→基本ショートMIXで矢継ぎ早に曲がかかるがカブりなし

 

・常連DJひとりひとりの“個”の力の強さ
→テクニック、集客、キャラクターなど、バランスの良い布陣を自負

 

▽弱み
・やや辺鄙な場所での開催
・ファンイベント的な色合いは薄い面も
・主なDJ陣が30~40代。若手不足?
・玄人向けに振れちゃってるのかも

 

主催イベの今後の展望など

・3月27日(金)渋谷OTOにて、若手DJフックアップ企画

「ひなガッタス2020~春の公開実力診断テスト~」を開催。

 

・7月11日(土)8周年記念興行。ちょっぴり豪華に開催予定。

 

・会場を提供していただいたPPPさんは、サンプラザ亡き後、

中野の新たな聖地になるのではってぐらいに、強烈な磁場がある場所です。

僕も週2~3は入り浸ってるので、みんなで詣でましょう。

#ハロプロ楽曲大賞 '19 に投票しました+私的今年の10選

まとめ

令和元年、ハロプロも21年目を迎えて新しいディケイドに突入しましたね。個人的にもかなり現場行ったしCDも積んだし、何なら原稿も書いたしで公私ともにお世話になりました。楽曲に関しては2018年に続いて今年もかなりの豊作だったし、それに従って現場に行くペースも加速したな~と。特にこぶビヨには、かなりのリソース(つまり愛)が注がれてたなと思います。あくまでファンクネス軸の評価+現場で育てた思い入れ補正をベースに選んだので、自然とモ・ア・Jは干し気味に…。つばきのメンバーはみんな好きだし枚数的にはそこそこ買ったのですが、いかんせん今年の楽曲は刺さらなかった…。来年こそ主役で!きららファクトリー&なちゅめファクトリーにも過剰に期待しつつ、来年はどんな曲がリリースされるのか楽しみにしています。🔥🔥🔥ぶぉぉ

1位 眼鏡の男の子 / BEYOOOOONDS 3.0点

最初は「何この変な曲」と思ってたけど、こんなに世界観が拡張した一大叙事詩に発展するとは…。アートワークやMVも含めて、ナイスな一点突破作戦だったと思います。別に泣くような曲ではないのに、楽しかった夏のリリイベ地獄とか思い出しちゃって、最近では曲終盤に謎泣きするように…。間違いなく今年いちばん聴いたし積んだ曲。


2位 Come with me / こぶしファクトリー 2.5点

BPM早めで疾走感溢れるバキバキの生音ジャズファンク!大好きな音像です。けっこう難曲だと思うけど、さすが見事に歌いこなしてますね。オルガンバーでDJした時にかけたらベースの鳴りとかめちゃ良くて驚いた思い出。


3位 元年バンジージャンプ / BEYOOOOONDS 2.0点

ハロプロ黄金期を思い起こさせる河野伸ライクなディスコファンクで「最高」以外に感想がありません。「だって元年なんだもん」のリフレインったら多幸感すごいし、夢羽中心に明るく切なく歌いきっててとにかく楽しい。なんと言っても聞き所はうーたんのソロパートです。揺らぐ音程と特徴的な声質!あの絶妙な不安定さがツボすぎて壺になりそう!


4位 Break it down / 鈴木愛理 1.5点

愛理のソロ曲っていい感じにフロアユースなグルーヴィーチューンなかったので、クゥ〜これこれ!って感じ。古臭いダンス曲とか甘すぎで胸焼けしそうな曲じゃなくて、こういうハネたノリの曲どんどん歌って欲しい!


5位 どーだっていいの / 中島卓偉 1.0点

縦横無尽にハネまくる卓偉さんの歌声がめちゃめちゃスウイングしてて最高。これこそ“グルーヴ”って感じがする。聞いてると「とにかく楽しくやろーぜ」的に謎の力が湧いてくるナイスセルフカバー!


6位 伸びしろ~Beyond the World~

『BEYOOOOOND1St』リリイベ週にヘビロテしながら「こんなの初単独のアンコールで演られたら号泣確定でしょ…」とか思ってたんですが、実際12/2のワンマンではアンコールを省いてクイック目に披露されてて「絶対に泣かせないぞ」「ベタな展開は避けるぞ」という作り手の強い意志が伝わりました。まあ泣いたけど。ソウルバラードっぽく静寂から始まって徐々に音数多くファンキーになり、メンバーの歌声にもどんどん熱が入っていく展開は、いつ聴いても胸が震えて涙がちょちょ切れます。「令和のI Wish」的なアンセムになりうる一曲だなと思うので、個人的にはウラ楽曲大賞筆頭。


7位 人生、すなわちパンタ・レイ

冒頭のポエトリーとか間奏のシャウトとかケレン味にあふれてて耳に楽しい歌謡ファンク!こういう曲アンジュのお家芸になりつつあるなと。


8位 ハルウララ

「上半期1位でしょこれ!泣いたー」とか騒いでたけどやはりリリースが早すぎた…。落ちサビの美しさには毎回涙してます。


9位 都営大江戸線六本木駅で抱きしめて

ハルウララが泣いたー部門の1位なら、駅抱きは湧いたー部門の1位ですね。純然たるアイドルソングって感じだし現場で浴びると楽しすぎる。


10位 消せやしないキモチ

70'sアイドル歌謡風のファンクネスあって初聴ではかなり喰らった思い出。もう少し生っぽいアレンジだったらもっと良かった説。眼鏡もそうだけど、これも2018年の曲という印象が強いのがちょっと残念。もっと早くリリースしてくれてたら…。


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